ISOコンサルティング アイムスのブログ
アイムス代表コンサルティング【三村聡】と【アイムスビ】がお届けする気ままブログです。

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マネジメントシステム再生元年にしたい

TPPについての議論が百出している。どのような結論になるかは別にして、ビジネス環境に変化が起きることは間違いない。極端な言い方をすれば、「この変化を受け入れることができるかどうか」が、TTP参加への賛否の焦点ではないかと思う。

ここで、変化について考えてみたい。
環境の変化を受け入れるかどうかは、それによる自分の満足度の変化を受け入れられるかどうかだと思う。
Aさんが100、Bさんが80、Cさんが40の満足度とした場合に、Aさん、Bさんが変わらず、Cさんが50になったり、Bさん、Cさんが変わらずAさんが120になったりするように、他の人の満足度を損なうことなく、少なくとも一人の満足度を高めることができるように配分を行うことを「パレート改善」という。もちろん、Aさんが120、Bさんが90、Cさんが45というように全員の満足度が向上するようなケースも含まれる。
ここで注意すべきは、「誰もがハッピーになるような変化は、現実社会では基本的に起こりえない」ということだ。結果として、Aさんを90、Bさんを80、Cさんを50というように誰かの満足度を損なう形で、少なくとも一人以上の満足度を高める形になる。そして満足度が減退した人には一定の補填を行うという方法である。ただし、こうした補填方式では、成功者の意欲を阻害するということで効果的ではないと考えられている。そこで、「機会は平等にすることを目指す。結果は努力しだい」という競争原理が導入されているのが現状だ。
しかし、持つものと持たないものが同じ土俵にたてば、当然勝敗は自ずと決まってくる。これが経済格差を生み出している。最近の報道をみると、経済格差是正のための社会運動が各地で起きているが、大きな流れになるがどうかは不明だ。根底に自由経済の流れがある以上、機会平等の流れは変わらないと思う。

こうした経済事情の流れの中で、改めて求められているのがマネジメントシステム認証である。
機会を平等にするための条件としてマネジメントシステム認証の有無が再度注目されるようになっている。
例えば、TPP論議の中で大きなテーマとなっている農業だが、日本では最近になって地域ブランド認証制度やHACCP認証の義務化などが取り沙汰されている。海外ではアメリカが積極的に手を打っている。
2012年7月以降、アメリカへ食品を輸出するためには、米国食品安全強化法に基づくHACCPシステムを導入していることが義務化されている。

しかし、残念ながらこうした報道はほとんど行われていない。

TPPへの参加の有無は別にして、この変化に対応できるかどうかが生き延びれるかどうかの決め手になってくるといえる。そのためには、マネジメントシステムが必須となってくると思う。
今年をマネジメントシステム再生元年と位置づけ、頑張っていきたいと思う。

「市場は自由です。ただし、○○を持っていることが条件です」

「フェルメールからのラブレター展」を見てきました

今日は奈良市内に移動。
途中、京都駅で下車して京都市美術館の「フェルメールからのラブレター展」を見に行きました。
16時頃に行けば、何とか並ばずに見られるかなと思ったら甘かったです。16時過ぎなのにずっと並んでいました。おかげで16時半までの入館時間ぎりぎりになりました。
17時閉館だったので、急ぎ足で見て回り、最後にじっくりとフェルメールの3枚の絵だけを見ました。

窓際からの光による陰影を使った感情表現に、
ずっと見とれていました。

どんな絵画をみても、思うことですが、
何年も昔に描かれたものが、
今でも自分たちの心に響くってことは、
奇跡だと思います。

少しだけ、心に余裕が戻ってきた感じです。

明日からまた頑張ります。

魁皇の引退・・・目標達成後の次の一手の難しさ

魁皇が引退することを決めたという報道があった。
もともと好きな力士であり、いつも精一杯応援していた。
九州場所には、できる限り応援にでかけていた。

優勝争いを常にして、いつか横綱と呼ばれていたころに比べると
やはり力は衰えていったのだと思う。
それでも、満身創痍でできるところまで、相撲を取り続けようとした姿勢は素晴らしいと思う。

が、やはり限界があったのだと思う。
多くの金字塔を築き上げてきた。
誰かの背中を見ている段階では頑張ることができても、
自分が一番前に出てしまうと足が出なくなることはよくある。

目標を達成したからというわけではないだろうが、
一度目標を見失うと次のステップが非常に重たくなるのだろう。

とりあえずは、お疲れ様と言いたい。
あとは、自分に続く関取をしっかりと育成してもらいたい。
関取としての目標は終わったかもしれないが、
親方としての目標はこれからがスタートになる。

プライヤーとマネジャー
どちらの役割も優秀な人であってほしい。

なでしこジャパンの優勝

なでしこジャパンが優勝した。

正直、それほど注目していなかったので、ボーナスみたいでなんか嬉しい。

早速テレビでいろいろ特集されているが、
ゲストのコメントが現状を象徴しているようだった。

元代表選手に
「女子サッカーって高校総体とか国体とかあるんですか?」
と質問してきた。

元代表選手は、丁寧に説明をしていた。

が、普段注目しないのに、何かイベントの時だけ盛り上がる。
普段、どんな選手環境にたたされているのかは注目せず、
こうしたイベントの時だけ、しかも成果を出したときだけ注目するっていうのはどうだろう。
(バレーボールなどスポンサーがついて、無理無理盛り上げているものもあるっていうのに・・)

仕方ないとはいえ、少しやるせなささを感じた。

こうした栄冠の裏には、ずっと支えてきた支援者の方の苦労があってこそだと思う。
優勝は素直に嬉しいが、この優勝を奇跡と呼ばれないように、
息の長い活動を支えていかないといけないと思った。

まずは、プロの女子サッカーリーグの試合でも見に行こうかな。

あと、全く関係ないことだが、
できれば、侍ジャパンも南米で暴れて欲しかったな。

旭山動物園でいろいろ学びました。

北海道事前視察(?) 二日目は旭山動物園に行きました。
もともと動物園や水族館めぐりが好きなので、以前からとても行きたい場所でした。

あいにくの雨のなか、大勢の観光客の方が訪れていました。
言葉が悪いかもしれませんが、
最初はたかが動物園を見に行くのに、
貴重な北海道旅行の時間を割く必要性は感じませんでした。

正直、長崎のバイオパーク、和歌山のアドベンチャーワールドなど
旭山動物園よりも上手く行動展示を行っている動物園は他にもあると思います。

ただ、

動物園を見て回って感想は、

「儲かるから行動展示をするのではなく、
 動物のよさを見せたいから行動展示をする」

という基本中の基本の姿勢に全てがつきるなと思います。
一つ一つに姿勢を感じることができました。

全国の動物園水族館の関係者が視察に訪れていると聞きますが、
形だけも真似てもうまくいかないと思います。

形のなかにある本質に気づくことが大切だと思います。

旭山動物園のなかで、多くのよさを感じましたが、
なかでもオオカミ館のメッセージが一番良かったと思います。
オオカミ館の室内展示の壁に書かれていたメッセージ。
「人がもう少し賢かったら、北海道の自然は今と違ったものに無かったかもしれません。」

何が正しいのかはわかりません。
しかし、今をしっかり考える必要があるといろいろ学ぶことができました。

震災の観点からマネジメントシステムを考える

この度の震災は、日本全国に甚大な影響を与えるものとなりました。
震災に関して、みなさん様々なことをお考えになったと思いますが、私はISOコンサルタントの立場から、3つのことに気付きました。
今回は、それについてお話しします。


1.事業継続計画


震災後、自動車を初めとした多くの産業界で、サプライチェーンが止まってしまうという状況が発生しました。
これは、事業継続プランの不備が露呈した結果だと思います。


すでにほとんどの企業では、事業継続のプランを持っていると思います。
何か問題が発生したら、誰に任せるか、どのように設備を復旧させるのか、このようなリスク対応計画は備えているでしょう。


本来、事業継続計画の対象となる事態には、4つのパターンがあるとされています。
 1.サプライチェーンの供給の遮断
 2.地震
 3.テロ、戦争
 4.情報インフラ(サーバー)の遮断


2、3、4に関しては何らかの対策を考えていても、1についてはどうでしょうか。


今回の震災で自動車の部品製造会社が被害を受けたことから、自動車産業全体に大きな影響を与えました。
これは、自動車産業の部品供給の仕組みが「樽型」となっていたからだとされています。


自動車メーカーでは、同じ部品を複数の部品メーカーから調達し、リスク分散を図っていたつもりでしたが、自動車メーカーが把握していたのは、2次部品メーカー止まりでした。
3次以降の調達先をたどると、結局は一社に集中していたのです。


せっかく作っていた「事業継続計画」は、会社の目の届く範囲までしか含んでいませんでした。


直接企業と関わりのある顧客や供給先だけではなく、その先の先までマネジメントシステムの範囲として考ること、これは、ISOの「品質マネジメント8原則」「1.顧客重視」、「8.供給者との互恵関係」の中で提唱されています。


実際にすべてを管理することは難しくても、サプライチェーンを考えた「ビジネスインパクト分析」を行うことは大切なのではないでしょうか。


これを機に、自社がサプライチェーンの中でどこに位置しているのか、「立ち位置」を考えることが大切だと思います。


2.リスク管理


今なお解決していない原発問題。
事故後、担当者の口からは「想定外」という言葉が何度も飛び出しました。


これは、日本におけるシステム作りの「欠点」だと思います。
日本では、失敗0を目指すことから、「問題(不適合)は起きない」という前提で考えます。
不適合があったらどうするか、どのようなトラブルが起こりうるか、起こった場合はどのように対処するかといった、トラブルを前提として考えていません。


今回の事故でも、事故が起きることを前提とした対策をとっていたら、ロボット開発や、避難訓練等の対応ができていたかもしれません。


しかし、もし避難訓練などを行うと、「事故は起こる可能性があるのか」という話になり、「そういう危険なものは設置するな」という風潮になってしまいます。
こうして「神話」でしかない「安全」が生まれてしまうのです。


このため、「想定内のこと」「起こりうること」=「Incident」の範囲が狭くなり、「想定外のこと」「起きないこと」=「Accident」が大量に存在することになります。


「失敗は起こらない」「不適合は悪だ」とするのではなく、大事なのは不適合を見つけること、そしてそれにどのように対処するかを考えておくこと。
ISOシステムを構築、運用する際にもする際にも、肝に銘じておきたいことです。



3.省エネ、節電


エネルギー問題も、今後日本社会を変えていく大きな問題だと思います。
この夏は電力不足が確実になっていることから、「省エネ」「節電」の意識は否応なしに高まっているでしょう。


クールビズ対策や、なるべく電気を使わない、といった省エネ対策があちこちで提示されています。


しかし、企業として省エネを考えるとき、真っ先に考えるべきなのは「電気を消そう」ではなく、「そもそもその作業は必要か」という業務面です。
作業の仕組みを根底から見直すと、電気以上のムダが発見されるかもしれません。


環境対策を考える際も、紙、ゴミ、電気を削減するだけでなく、業務の中の「ムダ」をなくすことが省エネになります。


ISOは本来、単に「規格」に合わせたシステムをつくるのではなく、会社を取り巻く様々なトラブルに対処できるよう、会社全体のマネジメントシステムを構築するものです。


震災を機に、自社のISOが上記の問題にどのように対応しているか見直してもいいかもしれません。



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◎ひとこと


まだ早いですが、「今年の漢字」を決めるなら、「力」だと思います。
地震で見せつけられた「地」の力。
津波で知らされた「水」の力。
そして、日本中の人の心が「復興」という目的で動いている「人」の力。

私の持っている小さな力も、復興に役立てていきたいと思っています。


※本ブログの内容は、メルマガ「マネジメントシステムを活用しよう」より転載しました。

日本酒造りから学ぶ一言

日本酒づくりは科学なんです。
想いだけで造られるわけじゃないんです。
作り手の試行錯誤の成果なんです。
………………
日本酒の会で知り合った杜氏さんが力を込めて説明してくれました。
当たり前の話ですが、
「願えばかなうのではなく、願って努力するから実現する」
ってことに気づかされ

【今日の一言】自主、民主、連帯ってむずかしいですね。

<今日の一言>
仲間がいなくても、自分だけでやっていけると思うものは間違っている。
そして、仲間がいなければ、自分だけではやっていけないと思うものも間違っている。
また、自分がいなければ、仲間がやっていけないと思うものは、さらに誤っている。

+++++++++++++++++++
人の力というのは、あわせて初めて効果が出てくるものだと思います。
まずは、一人一人がしっかり自立することが前提となります。
ここで、自立することなく、
 ・自分が助けてもらえることが当たり前だ。
 ・自分を理解してくれない周囲がだめなんだ
 ・自分が何やっても意味がない
と、自分以外のせいだけにしては意味がないです。

まず、人の成長には
「依存状態から自立状態へ脱皮していくこと」
が不可欠だと思います。

難しいのは、自立すること=自分の意見を通すこと、自分が中心になること
・・ と思われがちなことだと思います。

そこで、「自分がいなければ」という思いがチーム全体の効用につながっていないことを理解する必要がでてきます。
そして、互いの力をうまく活用することで、より高いレベルを実現していくことが可能になります。

いわゆる
「自立型から相互依存状態への移行」
が必要になります。
口でいうのは、簡単なのですが、ここがなかなかうまくいきません。
当社でも、協力会社の片と相互依存状態を作る形にしたいのですが、
どうしても、「ウチに、ウチに・・・」という形になり、 バランスが崩れてしまいます。
同友会でいう、「自主、民主、連帯」。

最後の連帯がうまく実現できていないところを、 なんとか改善していきたいです。

新しいことを学び続ける姿勢が全てだと思います。

【今日の一言】
21世紀で最も重要視されるスキルは、新しいものを学ぶスキルだ。それ以外のものは時間とともに廃れていく。

…………
コンサルティングを行っているときに感心されることの一つとして、
毎年のように出てくる新しいISO規格によく対応できますね………というものがある。
新しい分野の規格の場合、一から勉強し直すことが多く、
非常に苦労することが多いが、それでも苦に感じたことはない。
むしろ、それが当たり前だと思っている。
一つの規格を深読みしていくセンスと
時代の流れを読み解くセンスはあわせ持たなければコンサルティングは無理だと思う。
自分がそこまでできているかどうかはわからないが、
チャレンジすることに違和感がないうちはまだまだ大丈夫だと思う。

来週から新事業年度がスタートします。新しい取り組みにチャレンジすることになりました。チャレンジすることが目的ではなく、ちゃんと成果が出せるようにしっかり取り組んで行きたい。

過去から何を学ぶか

《今日の一言》
目標は過去の実績を基準に設けられることが多い。これは過去の過ちをいつまでも繰り返させる傾向にある。

………………

今月が決算日であり、いろいろ数字を確認しているが、無意識に過去の実績等との把握の中で数字を見てしまっているような気がした。
過去の数字を踏襲することが必ずしも悪いとは思わないが、それだけが判断基準になるとまずいと思う。
どのような仕事であれ、毎年全く何も変わらないという仕事はない。
実際の業務そのものは変わらなくても、
顧客の動向や社内の人事状況、今回の震災のような外的な要因など
変化すべき要因は山ほどある。


改めて来季の予定をしっかり考察したいと思った。

プロフィール

三村聡

Author:三村聡
ISO9001、ISO14001、ISO22000、OHSAS18001、プライバシーマーク
などのコンサルタント
【三村聡(有限会社アイムス代表)】
の多忙な日々を綴る、
スケジュール帳代わりのブログです。
時々独り言をつぶやいています。

福岡在住コンサルタントですが、
全国を飛び回ってます!

>>有限会社アイムスはこちら

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