ISOコンサルティング アイムスのブログ
アイムス代表コンサルティング【三村聡】と【アイムスビ】がお届けする気ままブログです。

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不適合を不適合と認める姿勢が必要

ISOマネジメントシステムのコンサルティングをしていると、
「ISOのためだけの記録は残したくない」という意見を聞く。

意見そのものは非常にもっともなことであり、「効果的な運用の証拠」として作成しようと意識されたものでなければ、記録を残す必要はない。
したがって、私自身、「ISOのためだけの記録を残す」ことに異議を唱えること自体に異論はない。

しかし、「記録を残したくない」という意見が、単なる「記録を残すのはめんどくさい」という意志に由来することが多く、会社の改善活動に大きな壁になっていることが多い。

なかでも、不適合の記録などがその典型になっているような気がする。
「現場は忙しいから、記録を残す暇なんかない」という意見を聞く。
また、「これは製品の特性上発生するものであり、不適合ではなく不具合であり、その場で手直しすれば問題なく、記録に残す必要はない」という解釈をしているケースがある。
この場合、品質に大きな影響を与えるものだけを不適合としていることが多い。

しかし、この議論自体が間違っていると思う。

不具合の発生要因をしっかり考えると、意外と許容できる範囲以上のものが不具合として発生しているケースなどがある。
それなのに、「仕方ない」として改善の機会をつぶしていることが多い。

不適合は不適合として認め、それを改善していく姿勢が不可欠だと思う。

日本企業は、「不適合がある」こと自体を認めない傾向が多い。
いわゆる失敗ゼロを目指す傾向がある。
この意識を改革しないと改善にはつながらない。
失敗ゼロではなく、成功100%をめざし、もっと良い方法はないかどうかをしっかり考えていくことが本来の姿である。
100%を目指すためには、小さな不具合の状態を把握して、発生の可能性をつぶしていくことが不可欠である。
このように考えたら、記録の残す残さないという話にはならないと思う。

こういう話をISOの立場でしている人が少ないのかな?
少し残念に思うときがある。
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プロフィール

三村聡

Author:三村聡
ISO9001、ISO14001、ISO22000、OHSAS18001、プライバシーマーク
などのコンサルタント
【三村聡(有限会社アイムス代表)】
の多忙な日々を綴る、
スケジュール帳代わりのブログです。
時々独り言をつぶやいています。

福岡在住コンサルタントですが、
全国を飛び回ってます!

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